12月議会が閉会いたしました-委員会について

on 2021/12/30


12月23日をもって、
わたしたち高岡愛がはじめて臨んだ
12月定例会が終了しました。



なかなか慣れない中でしたが、
市民の皆様から付託を受けた議員として、
審議に加わることができました。


一般質問もさせていただきましたし、
要望書の提出も行い、
はじめてづくしの一か月でしたが、
中でも特に印象深かった初経験は

「常任委員会での審議」

でした。



「常任委員会」が
そもそもなんなんだ??

という疑問をお持ちの方は
たくさんおられると思います。


何を隠そう、私も秘書時代、
ボスのスケジュールによく
「○○委員会」と入っていたのですが、
はじめはなんのことなのか
さっぱりわかりませんでした。




「常任委員会」というのは、
より細かく議案を審議するために、
定期的に開催される委員会のことを指します。

高岡市の場合でいえば、

「総務文教常任委員会」
「民生病院常任委員会」
「産業建設常任委員会」

の3つがあります。

くだいていいかえるとしたら、
市役所から出される議案
(こうしたいですという案)には、
それぞれ担当する部署があります。


例えば、
今回の12月議会で審議した中で、
話題になった

「18歳以下の子供を育てる世帯に対して
 現金を給付する」

という事業がありましたが、

この事業を担当しているのは
「福祉保健部」という部署になりますので、
「福祉保健部」の事業を審議する
「民生病院常任委員会」のメンバーで、

この案を議論・審議し、
多数決で、
「このままでOK」又は「これではダメ」
という結論を出します。

そして、
委員会で「OK」となった議案は
その後、全員の議員がいる
「本会議」でもう一度審議され、
改めて全議員で、
「可決」か「否決」かを決定します。


基本的にはそんな流れで
議会は動いています。





今回の議会で、
常任委員会に参加することも
もちろん初めてでありましたが、

委員会では、
幅広くかつ比較的自由に、
市役所の方々に対して
質問することができます。


市民の皆様からすると
少し注目度が低くなるかもしれませんが、
3つに分かれているからこそ、
より専門的な審議になりますし、

本会議に比べると、
自由に発言することができるので、
白熱した議論になるなと
参加しながら感じました。

今後はこの常任委員会の機会を
いかに生かして
市政を良い方向に導くことができるのか、

新人議員として、
身体で覚えていかねばならないと思います。



余談ですが、
12月24日の北日本新聞さんの朝刊の中に

「新人8人 質問磨け」

というタイトルの記事がありました。

手厳しいなと感じましたが。笑



まさに我々も、
どう答弁を引き出すか、勉強を続けていかなければならないと
改めて感じた次第です。