くまきよしきの実現したい政策
01若い世代が定着する!住みやすいまち高岡の実現
子育て支援サービスの向上
兵庫県明石市では、徹底した子育て支援により裕福な財政状態ではないにも関わらず、若い世代が多く移住し、人口増、税収の大幅増を実現しています。 高岡市においても、所得制限なしの切れ目のない保育料の無料化、学校給食の無償化、おむつ無料の宅配サービスなど、 子育て世代が求めるニーズにあわせたサービスの実現を目指します。
若者が働きたい企業の誘致や事業の支援
現在は、完全なリモートワークで働く方、会社に所属しながら自分で起業する方など働き方の多様性が増加しています。 高岡出身の若者の中には、「東京中心の生活だが、高岡にも働く拠点をつくりたい」という声もあります。 そのような若い世代の新企業設立に対して補助を実施したり、働き方に柔軟性のあるIT業界、クリエイターなどの誘致支援を積極的に行います。
都市利便性UP
車社会である高岡市では、高校生までは親の車に頼らなければ生活できない環境であり、若者を含めた交通弱者にとって不便な面があります。 城端線、氷見線、万葉線など、他市に比べて公共交通が整っている部分をさらに伸ばせるよう、検討を進めていくべきと考えます。
02負担を先送りしない政治の実現
公共施設の再編、新しく設立する施設の見直し
大型の公共事業や施設の建設によって高岡市の借金は大きく膨らみました。 財政難を機に高岡の公共施設の再編計画は進みましたが、公共施設の維持費は今後も未来の財政を圧迫し続けます。 必要性をより厳しくチェックし、新規設立はできる限り抑えるように声を上げていきます
議員報酬の削減を含めた予算の捻出
財政状況の悪化により、高岡では新しい事業に関しては予算をかけにくい状況です。 しかし、子育て支援、定住支援、教育への投資など、将来世代のために行政サービスを充実させていくことが最重要です。 そのため、費用対効果の低い事業の縮小や、また議員の定数、もしくは報酬を削減してでも予算をつくり、そこに予算を当て直すべきと考えています。 実際、高岡市議会議員の報酬を2割削減すれば、以前市内を走っていたコミュニティバス「こみち」の運営予算に近い額である年間4000万円程度の予算が生まれます。 このように身を削って予算を生み出し、未来への事業につなげるべきです。
公募型まちづくり補助金制度の導入
26歳で若い市長が誕生した大阪の四条畷市や、一部の自治体で導入が進められている公募型まちづくり補助金制度があります。 検討委員会を立ち上げ、これまでの補助金の一部を見直し、かつ公平な審査制の補助金を創設することによって、既得権化を防止し、 市民の地域参加をより促す効果があります。
03地域を支える「ひと」づくり
奨学金返済補助事業の推進
大学時代、多額の奨学金を抱え、アルバイトに明け暮れる友人を何人も見てきました。 また、このように学生時代に負った借金は、社会人になった後も多くの若者を苦しめています。 他の地方自治体では、このような若者の返済を支援する制度が進んでおり、高岡市も若者の生活苦を解消し、 同時に定住につなげられる仕掛けとして、進めていくべきです。
困ったときに頼れるネットワーク支援
生活の中で、どうしても困ったときに解決方法がわからない、相談する相手がいないということがないように、 柔軟にサポートできる体制を整備し、現在の内容向上に努めます。 また、民間においても、相談できる場を提供する方々、地域を見守る方々への支援を惜しまない高岡市政になるように働きかけ、 これまで公共事業などのハード面に向けられてきた視点の転換を図ります。
くまきよしきが思う高岡の課題
01生まれてくるこどもの急激な減少
高岡市の15歳未満の人口は、この30年で半分程度になっており、さらにこの直近5年で少子化が加速しています。 私が生まれた1995年の出生数は1600人程度でしたが、年々減少傾向にあり、実際に中学生のとき、町内の獅子舞はこどもがいないからという理由でなくなりました。 このように、現在少子化のペースは過去をはるかに上回り、2019年にはとうとう1000人を下回る目前まできました。 高岡市は、この状況の原因は「若い世代の他県、他市への流出」と捉えていますが、いまだ改善には至っておりません。 このままではこれまで維持してきた学校やこども向けのサービスなど、高岡市内で継続することができなくなるほか、統廃合や教育、子育て支援サービスの撤退により、 さらに少子化が進むことが予想されます。 すぐに起こる変化ではないとしても、この急激な出生数の減少に伴う影響は、30年後、50年後の高岡市を直撃します。 そして、その困難に直面するのは私たち高岡市民であり、未来ある若者達なのです。 私は、市政がこの状況に危機感をもち、最優先で解決に取り組むよう提案を続けなければ、将来の高岡はないという思いで政治活動に邁進していきます。
021000億円を超える市の借金と広がった市域
高岡市は2017年に40億円の構造的赤字が明らかとなり、財政健全化プログラムを策定し、財政健全化に努めています。 しかしながら、財政健全化プログラムでは構造的な赤字は解消されても、依然1000億円の市の借金は残ったままであり、 今後グラフのように生産年齢人口が大きく減少した場合、市税収入も減少しより厳しい財政状況となることが予想されます。 ここまで借金が増加した理由は、2000年代に入り北陸新幹線開通に伴った大型事業、小中学校の耐震化工事や公共施設の整備などの公共事業を進めたことであり、 行政の担う役割を増やしすぎた結果であると考えています。 膨れ上がった借金の返済も急務ではありますが、その前に現在の事業を見直さないことには、 30年後、50年後に高岡で暮らす将来世代へ負担を先送りしていることに他なりません。 より厳しい状況が予想される今、たとえ批判を受けても削るべきところ、縮小すべきところを大胆に決定し、 少しずつでも借金を減らしながら将来世代への投資を続けようと提案できる政治家が必要です。